2004.05.29

リンゴは誰のものか-警察庁ポスター撤去事件を考える

nat0527001.jpg 警察庁が薬物乱用防止を促進する目的で、注射針が刺さっている箇所の周辺が腐ったような色になったリンゴを描き、コピーを「迷走する林檎たち」としたポスターを張り出していたところ、青森県知事やリンゴ関係者らが抗議したため、同庁は撤去に応じたとのことです。

 リンゴ傷つけないで 警視庁ポスターに青森県撤去要請 - asahi.com : 社会

 果たしてこのポスターの表現に問題があるのか?青森県知事や関係者は「印象が悪くなる」(asahi.com)「イメージを損ない、消費低迷を招く」(日本経済新聞)などと抗議したそうですが、それは本当か?警察庁は撤去すべきだったか?そして、表現行為への萎縮の恐れは?…疑問が止めどなく出てきました。

リンゴは誰のものでもない
 言うまでもありませんね。個々のリンゴの物権のことを言っているのではありません。リンゴという言葉や概念は誰のものでもないはずだと言っているのです。仮に「リンゴ」という言葉や概念が誰かに属するものであったり、法律などで規制されたりすると、例えば所有者(青森県)に許可なく「リンゴ」という言葉を発してはいけないなんぞという、窮屈で大変な世の中になってしまいます…。
 一応法律を確認しておきましょう。「リンゴ」あるいは「林檎」という言葉について、例えば著作権法の「著作物」とは「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」(第2条1号)となってますが、まさかこれにあたるということにはならないですよね…。また、不正競争防止法の「商品等表示」は「人の業務に係る氏名、商号、商標、標章、商品の容器若しくは包装その他の商品又は営業を表示するもの」(第2条1号)とありますが、まさか商標だとか営業を表示するものだとか、そういったものにあたるなんぞということにはならないとを信じます…。
 リンゴの写真の方は、撮影者やCGで編集した者など、ポスター製作に関わった方々に著作権等があるのは言うまでもなく、ということは逆に、青森県がこの権利を主張することには無理がありそうです。

消費低迷を招くのか?
 こうしたポスターを出すとリンゴが売れなくなるというのは本当なのでしょうか?それが間違いないと言えるほど、青森県の方々はマーケティングに長けているのでしょうか?仮に、万が一、買い物に行く途中でこのポスターを目にしたとして、その日はリンゴを買うのをやめるでしょうか?「かもしれない」と答えた方は、もう一度問い直してみて下さい。「かもしれないし、関係ないかもしれない」と思えれば、それには大した根拠がないことに気がつくのではないでしょうか。科学的根拠があるのなら、知りたいところです。民間では、競争原理の中、必至にマーケティング技術の研究をしていますが、決して極みには達していません。売れるポスターと売れないポスターを峻別できる技術があれば、どの企業も大枚をはたいてでも購入するのではないでしょうか。仮に、青森県がはっきりとした根拠をお持ちならば、マーケティングのコンサルティング事業も起せることになりそうです…。
 なお三村青森県知事が25日、「リンゴは県の経済に直結する重要な作物なので配慮してほしい」と警察庁に要請したそうですが、民間企業では一般に経営多角化によってリスクをヘッジしなければならない時代と言われて久しく、地方公共団体においても、一種の産物に依存した地域経済政策が良いのかどうか、そのあり方を問うべきと考えられるようにも思います。

表現行為への萎縮を懸念
 このポスターは「きれいな体も薬物で腐ってしまうことを表している」そうですから、そもそも「リンゴはきれいだ」という前提が、その表現の意図に含まれていたようです。ただ、発せられた表現をどう感じ取るかは受け手によって異なるでしょうから、この意図が正確に伝わる保証はありません。しかし、だからといって、仮に青森県知事が「印象が悪い」と感じたからといって、他の受け手の感じ方を変えられるわけがないのです。もしかしたら、写真の左半分の色艶のいいリンゴを見て食欲を感じる人もいるかもしれないし、「あ、椎名のElectric Moleで騒ぎたくなった!」という人だってあるかもしれません…。
 表現は憲法で保障された権利です。今回のようにポスターを張り出した警察庁自信の判断により自主的に撤去する行為は、当然認められるべきですが、こうした行動がポスター制作者やデザイナーの表現行為を萎縮させることを懸念致します。今後も、勇気をもって堂々と自ら信ずるものを表現し続けて欲しいものです。そして、その表現を採用する方々(今回のケースだと警察庁)にも、勇気をもって欲しい。そして最後に、好ましくないと感ずる表現を見つけた者(今回のケースだと青森県等)は、表現で対抗する手段があることを忘れずに、自らの行動で自らを守るべきではないでしょうか。

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2004.05.26

プロジェクトXがブロードバンドで見られる

 NHKが通信会社のKDDI・ヤフー・J-COMの3社に番組を提供することを決めたそうです。昨今、プロジェクトXは書籍DVDでも売れているようですが、これがTVやPCで、操作も料金もお手軽に見られるようになるのなら試してみたいところです。

 NHK、ブロードバンド放送に番組供給 (2004/5/26 NIKKEI NET)
 KDDI、「光プラスTV」で「プロジェクトX」などNHK番組を提供 (2004/5/26 NIKKEI NET)

<参考:Amazonによる売れ筋>
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2004.05.24

通信型デジタルTVサービスが普及?米調査会社報告より

 In-Stat/MDRによれば、通信会社によるデジタルTVサービスの普及が進み、2008年には視聴可能世帯75万中、14万が加入する見込みをたてているそうです。2004年は倍増と見ています。

Telco TV Taking Off


 さて日本でもサービス競争が盛んになってきた有線型の放送サービス。最近ではインターネット・電話・映像(TV、VOD等)の3点セットを「ブロードバンド3兄弟」などとは言わず「トリプルプレイ」などと言うそうですが、ここで主なものをまとめておきましょう。

ヤフーBB BBケーブルTV (IP放送)

 ポータル
 2003/3/12 ニュースリリース
 ヤフーBBマガジン:超図解Yahoo! BB「BBケーブルTVの仕組み」

KDDI 光プラス (IP放送)

 ポータル
 2003/12/12 ニュースリリース
 ガーデンに光がやってくる (ガーデンシティ狭山さんによる導入レポートなど)

オプキャス + NTT東日本 (ベースバンド放送)

 オプキャス ポータル
 プレスリリース
 オプティキャスト、光ファイバを利用した映像配信サービスを開始 - CNET Japan

NTTコム CoDen光 (映像はVODが主。放送はオプキャスやCATV等で。)

 2004/4/8 ニュースリリース
 RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2004/04/08
 Hotwiredでの議論 (2004/4/13~)

J-COM (有線テレビジョン放送。元祖トリプルプレイのCATV→VOD/PPVも予定。)

 ポータル (2004/4/13~)
 地上デジタル放送を含めたデジタルサービスを12月に開始
 VODやPPVも予定

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2004.04.06

デジタルの功罪-地デジのコピー制御、始まりました

 デジタルの功罪-コピー制御の話を聞くといつも思い浮かびます。

 デジタル技術は「情報流通」を飛躍的に加速させました。この「情報流通」という言葉は一般的過ぎて少し曖昧ですが、もう少し分析すると、実は「情報の複写」がその本質ではないでしょうか。「情報の複写」と言うと、PC内でのコピーが頭に浮かぶと思いますが、良く考えれば情報通信でも同じです。個々のデジタル通信をとらえれば、送信元から送信先にコピーされているに過ぎないからです。これにキャッシュ技術なども組み合わせ、飛躍的に「情報流通」力がアップしたと言えます。

 ところが、デジタルには暗い面があります。昨日開始されたB-CASによる地上波デジタルのコピー制御がその一つです。従来、TV番組は著作権法上の私的使用(30条 RONの六法全書)の範囲であれば複製は自由でした。ある番組の録画を、子供と孫に同時に渡して、同時に見てもらうことも可能だったでしょう。ところが「情報流通」を加速させるデジタル技術が著作権者の目には脅威と写ったようです。放送業界はデジタル技術の導入とともに「コピーワンス」方式を導入しました。要するに1度しかコピーできないというものです。

 デジタルの「コピー制御」-本来、新たに生み出された「デジタル技術」は、人々に「情報流通」の促進や「情報の複写」の容易性という恩恵をもたらすはずでした。しかしその反動とも言える「コピー制御」は、逆に人々の自由を阻害し始めました。全く本末転倒な流れとも言えますが、知的財産が産業の基盤になりつつある現在においては、致し方ないこととして、これを受け入れるしかないのでしょうか…

【関連リンク】
 BSと地上波のデジタル放送 カードで限定受信スタート (2004/4/5 asahi.com)
 地上デジタル放送推進協会コピー制御についてを参照ください。

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2004.03.22

松下と東芝に続け-日立他もネット対応TV新機種

 このキジ♪で紹介した「仰角30度と伏角30度の差」は、メーカーではこのように捕らえているようです。

 つまり、「東芝と松下は『今は通信環境が変わった。ニーズはある』と力説」しながら、他方でPCメーカーでもある両社は「テレビではちょっとネットを見たい時に。込み入った仕事や検索はパソコンで」という微妙なを認識しているようです。

 ネット機能付きテレビ、家電大手が再び挑戦 新製品続々 (2004/3/21 asahi.com)

 かつて96年頃にシャープが乗り出した頃は、あまりうまくいかなかったようですね。8年後の消費者はライフスタイルの一部として認めるかどうか。記事にもあるように「消費者心理」次第かもしれません。

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2004.03.21

「表現の自由」対「プライバシー権」の争いは東京高裁へ

 自分らに関係が深いのもあってか(個人情報保護法の時みたい…)、マスコミが大騒ぎをしている「週刊文春」の出版差止め決定。文芸春秋は20日夜、同決定の取り消しを求め、東京高裁に保全抗告(民事保全法第41条でしょうか?)を申し立てたそうです。

 文芸春秋が東京高裁に抗告 (2004/3/20 Sankei Web)

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2004.03.08

PDA・携帯OSのNetFront、次はデジタルテレビOSに-NTTコムとアクセスが共同開発

 アクセスのNetFrontに、NTTコムの端末認証方式を組み合わせ、デジタルテレビ向けのブラウザを開発するそうです。

 NTTコムとアクセスがデジタルテレビ向けのネット機能を共同開発 (2004/3/4 Mainichi INTERACTIVE)

 NTTコムは先月プラズマTV(このキジ♪)を発売しましたし、UOPFなるところでユビキタスプラットフォームの統一化に乗り出す(このキジ♪)など、最近この分野での活動が盛んですね。
 他方、アクセスはこれまでも国内外の多くのメーカーと、主にPDA・携帯OS開発で技術供与や技術提携を結び、多くの実績を残していますね。
 この2社には軽くて使いやすくて楽しいユーザインタフェースを開発してもらって、お年寄りから子供まで誰でもが楽しめる素敵♪な融合メディア機器(TV+インターネット+…)を実現して欲しいですね。

【関連記事】
 PocketPCで最強のWEBブラウザ「NetFront v3.0 for Pocket PC」

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2004.02.16

東芝もネット対応TV-データ放送補完サービスにも対応

 以前、こんなキジ♪こんなキジ♪を書きましたが、東芝からも出たようですよ。インターネット接続はもちろん、LANを経由したHDDレコーダとの連動や「ながらネット」を実現する「ネット・ダブルウインドウ」など機能盛り沢山♪ファームウェアのアップデートも簡単♪♪

 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビの「インターネット機能アップグレード」について (2004.2.3 東芝:プレスリリース)
 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ新製品の発売について (2004.2.12 東芝:プレスリリース)
 (液晶 beautiful “face” 26L400V・32L400V)

「テレビdeナビ」の特徴

(1) リモコンからダイレクトにホームページにアクセスできる「一発インターネット」機能
(2) 当社製HDD&DVDビデオレコーダーにLAN経由で録画予約ができる「テレビdeナビ」
(3) 地上デジタル放送のインターネットを利用した「データ放送補完サービス」に対応
(4) 専用サーバからのソフトウェアダウンロード

 「一発インターネット機能」っていうのは、要するにお気に入りをリモコンの(←この色とは無関係です…)に記憶させるんだそうです。
 「データ放送補完サービス」は、まずはNHKからですね。NHKビジョンのP.20あたりをご覧下さい。貴方の故郷でもインターネットを経由してデータ放送が見られるようになるそうです。…って??要するにデータ放送と同じコンテンツがインターネットでも楽しめるっていうことね♪なぁ~んだ。つまりNHKはついにコンテンツという切り口でみると、放送と通信の両輪、すなわち通信・放送融合型コンテンツプロバイダ?!ということなるのですかね。
nhk_datahoso-hokan.png (NHKホームページより)
 おまけみたいな話ですが、今どきのTVって、メモリー系メディアスロットも4種類もあったりするんですね。SM・SD・MMC・MS対応だそうです。デジカメ画像を家族で見たい時に重宝するかもしれません。画面の下に格納されてて、プチって押すと出てきたりしてカワイイ♪(量販店で試したんですが、メーカーは東芝じゃなかったかも。違ったらすみません。)

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2004.02.10

時代はTVでインターネット? 仰角30度と伏角30度の差はもはや…?!

 かつてソニー出井伸之会長が「仰角30度と伏角30度の違い」を唱えたと聞きます。つまりテレビというのはソファーでのけぞって(仰角30度)観るもの、そしてPCというのはデスクで前のめりに(伏角30度)やるものだということです。確かに納得!!だったのですが…だんだんとどちらもできる時代になってきましたね。つまりPCでTVを観て、逆にTVでインターネットもする、そんな時代です。便利に越したことはないということでしょうか…。さすがコンビニ天国、ジャパン♪

 プラズマTVとパソコンをセット販売 NTTコミュニケーションズ (2004/2/9 Mainichi INTERACTIVE)

 松下のTナビで「アサヒ・コム」 (2004/1/30 asahi.com)

 地上デジタルのデータ放送「使うテレビ」へ変身 (2004/1/27 YOL)

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2004.01.21

黒澤明「七人の侍」 vs. NHK「武蔵」 -はたして黒澤監督はこういう争いを望んでいただろうか…

LD&DVDギャラリーさんのseven_j_dvd_2.gif vs. NHKのmusashi.jpg

 「7人の侍に酷似」 NHKに賠償請求 (2004/1/2 YOL)

 再放送・ビデオ化の差し止めはまだしも、1億5400万円の賠償というのが凄いですね!どういった算定式によるものなのか知りたいところです。

 さて、著作権の問題を考えるとき、いろんなところで言われていますが、この世の創造物のほとんどが、既にあるもののいいとこ取りだったり、模倣だったり、良く言ってもインスパイアやインスピレーションといわれるものを受けて造られたものがほとんどではないでしょうか。これは世界の宮崎駿監督も認めているところですよね。彼は『何かにインスパイア(感化・鼓舞)されたり、感銘を受けたものを物理的・精神的に真似ることは創作の原点であり、誰もが行う行程です。「模倣は創作の母」ということ』『普遍的なテーマや表現は時代を超え、作り手を変えて活かされ、継承されていくものだと思います。ただ、そこから名作が産まれたか駄作が産まれたかが問題』としていまして、非常に共感するところです。
 そもそもヒトという生物の構造からして、我々のアイデアの基本は模倣にあるのだと思います。赤子からの成長の過程を考えれば、ヒトが生きる上で模倣がいかに大切かがわかると思います。もっと根源的には、自身の生誕自体が父と母の遺伝子のコピーから始まっていることに気がつくと思います。話を戻して…、実際に貴方自身による完全なオリジナルの作品や表現がどの位あるのか、考えてみましょう。そして、それが全くの無から生み出されたものなのか、それとも何かの影響を受けたものなのかをじっくりと考えて見て下さい。少なくとも正直者のgoorooは♪;-)、無から生み出したものが今は思いつかない…恐らくあったとしてもたまたま偶然から発見した何かだと思われ、非常に希少であることは確かでしょう。
 こうしますとまるで著作権強化反対論者のようですが、音楽や映画、ソフトウェアのファイルをデジタルコピーすることを容認しているということではありません。goorooの持論では、デジタルコピーとアナログコピーや模倣は別の議論にすべきと考えてます。デジタルコピーはここではあまり深くは触れませんが、(少なくとも現状の技術基盤では)全く同じものが複製できる点で、アナログコピーとは異なると考えられますし、とはいえ、それこそがデジタル革命の本質の一側面とも言えます。他方アナログコピーの方ですが、これは著作権法的には「翻案とアイデア盗難の違い」の問題にいきつきそうです。実際、情報法の世界で有名な岡村久道先生も『何が「表現」で何が「アイデア」なのかを区別することは、必ずしも容易ではない』『「表現」は抽象化すればするほど「アイデア」に近付く場合があるので、その両者の線をどこで引くのかということは実際には困難な問題』とされています。例示として「ロメオとジュリエット」と後発の「ルチア」を挙げており、今回の「武蔵」騒動もこれと類似しているのではないでしょうか。裁判所は非常に難しい判断を迫られることになるでしょう。(アナログコピーにもアイデアの模倣の他に、絵画やアニメの模写、音楽の耳コピーなど様々あり、それぞれ違う問題をはらんでいますが、ここでは割愛します♪)
 そして最後に、今は亡き黒澤明監督のおもいを想像してみましょう。再び恐縮ですが、宮崎駿監督によれば『たとえば、黒澤明監督は、「駅馬車」「荒野の決闘」などて知られるジョン・フォード監督を「オヤジ」と慕い、彼の西部劇から多くのエッセンスを真似て時代劇を監督したそうです。黒澤の「隠し砦の三悪人」は、フォードの「三悪人」からタイトルを頂いたようですが、どちらも甲乙をつけがたい傑作です。そのフォードの「三悪人」も、実はデュマの名作文学「三銃士」にヒントを得た作品だそうです。さらに、時代は下ってジョージ・ルーカス監督は黒澤を慕い「隠し砦の三悪人」を自己流にアレンジ・翻案したSFシリーズを創作しました。それが「スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)」です。』つまり、黒澤監督は創造の連鎖といいましょうか、まさに偉大な作品が生まれる数珠繋ぎの真ん中にいた人なのです。だから恐らく、これはgoorooの想像に他なりませんが、偉大な人物は他の偉大な人物の模倣と想像力を十分に理解し、尊重していたと考えられ、むしろNHKの大河ドラマの製作者にインスパイアできた自分を誇りに思ったのではないでしょうか。

【関連記事】
 黒澤プロ“パクリ”でNHK提訴 (2004/1/17 Yahoo! NEWS byスポーツニッポン)
 「武蔵は盗作」NHK提訴 黒沢氏「七人の侍に酷似」 (2004/1/17 Yahoo! NEWS by共同通信)
 NHK、全面的に争う姿勢 「武蔵」著作権侵害訴訟 (2004/1/20 SankeiWeb)
 「武蔵は盗作」NHKを訴える 黒沢氏 「7人の侍に酷似」 (2004/1/20 SankeiWeb)
 大河ドラマ:「武蔵」は盗作と提訴 故黒沢監督の長男ら (2004/1/20 Mainichi INTERACTIVE)
 「武蔵」は「七人の侍」盗用?=黒澤監督遺族が提訴-東京地裁 (2004/1/20 Yahoo! NEWS)
 NHK「著作権侵害ない」 「武蔵」の盗作訴訟で (2004/1/20 Yahoo! NEWS by共同通信)
 「武蔵」は盗作 黒澤監督長男、賠償など求めNHK提訴映画「七人の侍」、11場面が「酷似」 ( 1/20) ([_i_c_h_i_m_y_] ニュース 2004/01/20 産経新聞朝刊)
 NHK「著作権侵害ない」( 1/21) ([_i_c_h_i_m_y_] ニュース 2004/01/20 産経新聞朝刊)
 “武蔵盗作訴訟”第1回口頭弁論、NHKは全面的に争う( 1/21) ([_i_c_h_i_m_y_] ニュース 2004/01/20 サンケイスポーツ)

追記
 特にクリエータのみなさんへ。著作権法の問題なんて自分の創作にあまり関係ないやと思われるかもしれませんが、上記のように場合によっては創造の連鎖に大きく影響を及ぼすこともある重要な課題です。一般に(少なくとも現在の)著作権法は、刑法などのように道徳や倫理などに端を発しているものと違い、商業的・政策的要素を多くもつ法律ととらえることができると思います。gooroo的に要すれば「創造の原点に真似があるが、真似ごとを容認しすぎると、お金にならないので、(人によっては)創作意欲に悪影響を及ぼす」といった前提のもと「真似と独占のバランスをとり、健全な文化を育む」ためのものとして著作権法があるのだと思います。最近は国家戦略も絡み、より政策的要素をもった法律になりつつあります。簡単に言えば、日本が強いと言われるアニメを、次々にコピられたくない一方で、規制を強化しすぎれば、創作連鎖にヒビが入るし、新たな技術開発にも弊害となる…といったところでしょうか。各国や各企業の思惑が入り乱れ、ますますわかり難くなっていますが、かつての坂本龍一氏のように絶えず働きかけていく必要があると思います。

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VAAM+で広告配信?高木ブーではないの?

vaam.jpeg明治乳業のCMより
 VAAMと言えば、高木ブー→高橋尚子ですよねぇ?実はスズメバチの栄養液からできているって知ってました?!

 冗談はさておき、NTTとパイオニアが未来の街頭設置型の看板に、広告を配信するための技術規格を決めたということのようです。注目はインタラクティブ性。携帯端末に記憶したり、詳細情報を流してくれたりするそうです。
 ブロードバンド通信向けコンテンツ配信標準仕様「VAAM+」の策定と新しい情報・広告配信サービス「リモートキャストBB」の運用開始について ~コンテンツ配信サービスを容易に、かつ安価に実現~ (NTT・パイオニア・NTTコム ニュースリリース 平成16年1月19日)

 最近は電車の中、街頭の巨大モニターなど、様々なところで映像広告を見る機会が増えてきてますね。先日はとある会場で、映像が流れる看板(前述、街頭設置型看板とはこれのこと)を見ました。要するに街角に大きなTVが置いてあって、そこに広告が流れているようなものです。今も電光掲示板はよく見かけますけど、ドットが粗いですよね。あのドットの粗い画面を、高精細液晶画面に取り替えたようなものです。今後これが普及することを見込み、そこへの映像配信の技術規格を統一することで、広告コンテンツの制作コストを抑制することも狙っているわけですね。

 ちょっと探してみたら、同種のことをされてるプレーヤは案外と多そうでした…。この勢いですと、SF映画で見た時代がもうすぐ実現されそうですね…。街を歩いても、列車に乗っても、車に乗っても、映像や音楽が飛び込んでくる世界。
 ただ、時と場合によっては邪魔になることもありそうですね。人のニーズを読み取って(電子タグか?)、インタラクティブにできるといいですけど。例えば疲労した人が通る街頭の看板には、カナダの針葉樹林と澄んだ湖が映る♪いやいや、居酒屋やマッサージの宣伝が映りそうでうすね…w。もっと困るのはイヤラシイ気分の人が通る道がピンク色になること…w。プライバシーの侵害です!

【関連記事】
 NTT西子会社、首都圏で街頭コンテンツ配信サービス(NTTソルマーレ・キオスク端末に) (2003/6/2 ITmedia news)
 ブロードバンドで街頭ポスターを ~松下社内ベンチャーの試み (2002/9/30 ITmedia LifeStyle)
 コンビニの窓ガラス向けにブロードバンド広告配信-NTTデータ、セイコーエプソンなどが新会社設立 (シティチャネル) (2003/12/4 INTERNET Watch)
 NTTと東急エージェンシー、車両内端末/駅街頭端末向けのデジタル交通広告の実験を開始 (2001/11/21 ASCII24)

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2004.01.15

「第2東京タワー」構想再燃

 「第2東京タワー」構想再燃 (2004/1/14 YOL)

 「第2東京タワー」構想 (2003/12/18 YOL)

 へぇ、こんな話もあるんですね。地上デジタル放送は電波が届きにくいそうですものね。
 さぁて、もし第2東京タワーができたら、階段制覇を狙おう!おっとその前に、第1東京タワーを制せねば…。

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TV番組のコピーは犯罪です・・・初の逮捕者

 12月に家宅捜索を受けていた愛媛の2人が逮捕されたそうです。
 TV番組コピーで2人逮捕 ネット使い海外に有料配信 (2004/1/15 Yahoo!ニュース by 共同通信)
 テレビ番組を無断でネット配信、2人逮捕 (2004/1/15 Yahoo!ニュース by 読売新聞)

 7ヶ月で最大385万円稼いでいるようですので、一人にすると192.5万円。PCの初期投資が9台で約100万円と仮定すると、それでも一人140万円位は儲けたことになりますかね。しかし最後が「三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金」ではわりにあわなそうですが・・・。
 一方で、海外駐在者の日本のTV番組へのニーズが高いということがわかりますね。従来はさまざまな規制により、日本のTVを海外で見ることは困難でしたが、ここへきてインターネットがその殻を破ったか・・・に見えたのですが、著作権という名の壁が再び前を防ぎました。消費者の自由獲得と産業界の収益確保のぶつかり合い。今後どうなっていくのか・・・。

【関連記事】
 TV番組コピーしネット配信、愛媛県警が家宅捜索 (2003/12/9 NIKKEI NET)
 テレビ番組の違法複製容疑で家宅捜索・愛媛 (2003/12/9 NIKKEI NET)

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2004.01.14

まさかっ!海上自衛隊が情報漏洩?!と騒ぐのはよろしくないね♪→ドコモ関西の報道を見直す-メディアの使命とは…

 海自の情報ネットワーク内部資料、出入り業者に流出(2003/01/08 asahi.com)という記事があった。つ、ついに、自衛隊までやってしまったか…と思いきや、よく読むとたいしたことはないようね♪
 まず古い!2001/1/11の日付のものらしい。それから防衛秘密に指定されてないらしい。しかも海自広報室によれば「部外者が閲覧しても差し支えない内容」らしい。なんだか見出しからすると凄い事件に感じてしまった…。それこそ受け方の問題ですが、「流出」って言われると「漏れ出た」ように感じますよね。でもよく考えれば「部外者が閲覧しても差し支えない」情報ならば、自然にそうなりますよね。goorooの持論では、情報というものはそういうものだと思います。

 さて、同じように印象深かった「顧客情報渡し調査委託 ドコモ関西が同意得ぬまま 解約者2万4000人分」という見出しのニュースについて振り返ることにします。記事によれば「NTTドコモ関西が01年7月から今年8月にかけて、携帯電話契約を解約した約2万4千人分の個人情報について、解約者本人の同意を得ずに調査会社・日経リサーチに提供したことがわかった」という。「サービスの評価などを聞くアンケートに利用した」模様。「ドコモ関西によると、日経リサーチには、携帯電話『ムーバ』の解約者を対象にした調査を委託」し、「8月には6月に解約した約5000人分を提供し」、「個人情報は、9月中旬までにドコモ関西に返却したという」。引き続き記事によれば、総務省消費者行政課の見解は「今回の件は本人の事前の同意なしに目的外に利用したり、第三者に提供したりしている点で、個人情報保護法が全面的に施行されれば違反になる恐れがある」とのこと。
 いくつか疑問があったので、考えてみた。

疑問1.本ケースは「本人の事前の同意なしに目的外に利用し」たことになり、個人情報保護法の全面試行後は抵触する恐れがあるのか?
 記事にもあるとおり、「ドコモ関西は99年、『お客様情報セキュリティポリシー』を定めた。顧客情報の収集を、サービスの提供・料金請求などに必要な場合に限ることが明記」されている。確かに、解約者に対して当人らの個人情報を用いてアンケートを実施しており、解約された個人からすれば、同意の範囲を逸脱していると感じるに違いない。他方、営利企業としては「解約した理由等を拝聴して現行サービスにフィードバックすることは、サービス提供上必要なこと」と言いたいところかもしれない。この辺り、実際に施行後も線引き位置が微妙となるかもしれないが、安全を期すためには他のドコモグループ各社のように事前に同意を得た形でのアンケートを実施すべきであろう。

疑問2.本ケースのように「第三者に提供し」たことにより、個人情報保護法の全面試行後は抵触する恐れがあるのか?

個人情報の保護に関する法律

(第三者提供の制限)
第二十三条 個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない。
(略)
4 次に掲げる場合において、当該個人データの提供を受ける者は、前三項の規定の適用については、第三者に該当しないものとする。
 一 個人情報取扱事業者が利用目的の達成に必要な範囲内において個人データの取扱いの全部又は一部を委託する場合
(略)


 法律にもある通り、原則として委託先は第三者にあたらない。これは記事も「今回のような業務委託先の場合は、法が想定する「第三者」にあたらない」として認めているところ。やはり問題となるのは「利用目的の達成に必要な範囲内において」というところであり、この点については疑問1で述べた通り、今回のケースでは微妙であり、解約者のデータを利用するのであれば別途同意を取る方が安全であろう。

疑問3.記事の構成や表現は妥当だったか?
 見出しがセンセーショナルに感じたのはgoorooだけだろうか…。「顧客情報渡し調査委託 ドコモ関西が同意得ぬまま 解約者2万4000人分」の下線部分がなんとなく。「顧客情報」と言われると、最近この手の事件が多発しているのもあって気になりますよね。「ドコモ」と言えば世界のドコモですし。問題は「同意得ぬまま」というところ。前述の通り、人によっては「なんで解約後に送ってくるわけ?!」と思うかもしれませんが、案外と「ああ、この間解約したから、その理由が知りたいのか」なんて思う人もいるかもしれませんよね?実際のところ、今回の対象は2ヶ月前までの解約者なので、それほど悪質にも感じません。しかも、日本では黙示の同意なんていう考え方もあって、実際にそういった文化を前提にしたビジネスが慣習化しているのは事実。そういった背景を考慮すれば、施行前にここまで書くのは手厳し過ぎたのではないでしょうか。
 しかも、本当の問題は法律の方にもあるのではないでしょうか。この記事にも少し書きましたが、今回の法律は5000件以上の個人データを持つ企業が規制対象で、しかも行政罰。そもそもアングラ業者が主務官庁に届け出ることもないだろうし、警察がいきなり踏み込めるわけでもない。今まで比較的まじめにやってきた一般企業には厳しく、抜け穴を探そうと考えるアングラ業者に優しい、そんな側面を持っているのです。メディアの使命は、善良な者をたたいて面白がることではなく、こうした社会の根本的な問題点を指摘し、国民に知らせ、考えさせることにあるのではないでしょうか。是非ともそういった面で頑張ってもらいたく思います。
 最後に、実際の影響としてこんなエピソードを。あるセキュリティセミナーの講師が、同報道の翌日に「昨日、ドコモさんやっちゃいましたね」と、さも違法そうに語ってました。また、ある専門家も「ああ、年末だかにドコモが解約者情報を漏らしたとかいう記事、あったねぇ」と語ってました。もちろん読む側の注意力の問題もあるかもしれませんが、情報を発する側が読み手の知識量やリテラシを考えた上で、慎重に伝える努力も必要ではないでしょうか。

<参考> 新聞記事の全文
海自の情報ネットワーク内部資料、出入り業者に流出

 海上自衛隊の情報ネットワークセキュリティーに関する内部資料が外部に流出し、ネットセキュリティー業者が入手していたことがわかった。資料には主要基地の回線状況や今後の構想案などが盛り込まれていた。海自によると、厚木基地(神奈川県)のネットワーク担当責任者が収集・作成して保管していたが、職場には業者が自由に出入りしていたという。海自は実害はないとしているが、流出経緯などについて調査している。
 資料は表紙に01年1月11日の日付がある。自衛隊の防衛秘密に指定されておらず、現在整備中のものとは異なる。海自は「個人用資料で閲覧しても問題はないが、業者に渡すような性質ではない」としている。入手した業者の元幹部は「当時、関係会社の幹部が持ってきたが、経緯はわからない」と話している。
 資料は「海上航空部隊における情報通信基盤の整備等について」というタイトルがついたA4判25ページ。米国のネットセキュリティーソフトの日本国内における販売権を持つ業者に流出していた。
 前半部分は、佐世保や呉、厚木など防衛庁と国内主要基地を結んだ当時の専用回線ネットワークの整備状況や、各基地内のLAN整備計画が記載されていた。
 後半部分は「海自におけるコンピューターセキュリティー基盤整備の構想(案)」というタイトルで、防衛庁と各基地間の接続図があり、指令などを各基地が共有するための整備構想案とみられる。陸海空3自衛隊共同のネットワーク構築計画や、01年度以降の外部からの不正侵入対策や各自衛隊を結ぶシステム開発などのスケジュールが示されていた。
 海自によると、資料は厚木基地配属の第51航空隊のネットワーク担当責任者(当時、3佐)が個人的に収集・作成。前半部分は部隊幹部への説明資料、後半部分は各種資料をまとめた。担当責任者は01年3月に異動し、現在はこの資料を持っていないという。
 同基地は資料が作成されたとみられる01年1月から2カ月後の3月、「次世代航空指揮通信システム調査研究用器材」として、資料を入手した業者からセキュリティーシステムのソフトを約120万円で購入していた。指名競争入札だったが、発注資料には例示としてこの業者の商品名を記載していた。しかし、ソフトの不具合が生じ、今は利用していない。
 海自に対し、この担当責任者は「職場にはネットワーク関係業者が自由に出入りしていた。資料のコピーを同僚に渡した記憶はあるが、業者に直接渡すことはなかった」と話しているという。
 <海自広報室の話> あくまでも個人用資料。一部隊の責任者の案で、全体構想とは異なる。部外者が閲覧しても差し支えない内容だが、資料管理という観点から今後は管理を徹底したい。 (2004/01/08)

顧客情報渡し調査委託 ドコモ関西が同意得ぬまま 解約者2万4000人分

 NTTドコモ関西が01年7月から今年8月にかけて、携帯電話契約を解約した約2万4千人分の個人情報について、解約者本人の同意を得ずに調査会社・日経リサーチに提供したことがわかった。日経リサーチは、これをドコモ関西の携帯電話サービスの評価などを聞くアンケートに利用した。総務省は「(個人情報の)第三者への目的外提供」にあたり、個人情報保護法が全面施行されれば「抵触する恐れがある」としている。ドコモ関西は次回アンケートから解約者の同意を得る方式に改める。
 ドコモ関西によると、日経リサーチには、携帯電話「ムーバ」の解約者を対象にした調査を委託。今回8月までに5回のアンケートが実施され、延べ約2万4400人分の住所氏名を提供した。
 8月には6月に解約した約5000人分を提供した。日経リサーチ大阪支社が8月上旬、ドコモ関西から情報を収めたMO(光磁気ディスク)を受け取り、中旬からアンケートを郵送した。
 同支社は回収と集計▽謝礼の発送などを請け負った。提供の個人情報は、9月中旬までにドコモ関西に返却したという。 現在、ドコモ関西以外のグループ8社のうち、九州を除く7社が解約者を対象にしたアンケートをしている。いずれも窓口でアンケート用紙を手渡し、本人の同意を取っている。
 総務省消費者行政課の話 今回の件は本人の事前の同意なしに目的外に利用したり、第三者に提供したりしている点で、個人情報保護法が全面的に施行されれば違反になる恐れがある。

電気通信事業者 求められる厳格な取り扱い
 <<解説>>05年5月までの全面施行される個人情報保護法は「本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない」と定めている。今回のような業務委託先の場合は、法が想定する「第三者」にあたらないとの規定も設けられているが、「利用目的の達成に必要な範囲」という厳しい条件が課せられている。専門家は「個人情報を扱う会社は法の趣旨を十分に理解し、早く問題点を改めるべきだ」と指摘しており、顧客本人の同意を得るシステムの確立などが急務となる。
 ドコモ関西は99年、「お客様情報セキュリティポリシー」を定めた。顧客情報の収集を、サービスの提供・料金請求などに必要な場合に限ることが明記されている。
 同ポリシーには「業務遂行に必要で情報を内部で利用する場合であって、相当な理由があるとき」は「目的外利用」を認める項目がある。ドコモ関西はこれを根拠に、今回の情報提供を「例外的に認められた利用方法にあたる」と説明している。
 しかし、通信の秘密と直接かかわる電気通信事業者には、個人情報について特に厳しい取り扱いを求める「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン」が定められており、ドコモのポリシーもこれに沿って設けられた経緯がある。その影響力を考えると、個人情報の扱いにはより慎重な姿勢が求められる。

追記
 しっかし、ドコモ関西のHPって偉く重い…(ぼそッ)  2つのウインドウで開いたら、WindowsMediaPlayerで再生してた宇多田ちゃんが、まるで傷ついたドーナツ版のように、永遠同じところを繰り返しはじめた…
追記2
 そいえば、関連記事を載せるのを忘れてました。これらは上記(朝日新聞)に比較して、より冷静な表現を用いていると思います。 【関連記事】  ドコモ関西、解約者などの個人情報24,000件を調査会社に提供 (2003/11/26 INTERNET Watch)  ドコモ関西、携帯電話解約者名など調査会社に提供 (2003/11/26 Mainichi INTERACTIVE)  ドコモ関西:携帯電話解約者の氏名、住所を調査会社に提供 (2003/11/26 毎日新聞)

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2004.01.12

続報…2ch vs DCインサイド-韓国の偏った報道

 韓日のネチズン「サイバー独島大戦」
 こんな記事もあった。まったくテキト~なことを書くものだ…。
 マスに報道する立場のものが、これほど偏っていて良いものか。こうした歪曲・偏見に言論対抗するメディアがあればまだしも、それも見当たらない…。
 また、日本のメディアはいったい何をしているのか…。今朝、asahi.comが軽い記事を書いたっきり…。
やはりこういった世界には興味がないのだろうか。刑事的犯罪であっても、興味がなければ報道はしないのが世の常、と言ったところか。それともやはり外交問題…か。

 さて、2chを読む限りDCインサイド(韓国)の攻撃は続いている模様。ただ一部の良識ある韓国民がチャンネラに情報提供してくれている。あるいは香具師が不本意に漏らした情報も…w。
 なお2chサイドは、DCが反抗を呼びかける檄文を既に入手。中にはjpg(だったと思う。いずれにしろ絵。)で作られ、翻訳を困難にしているものもあるという。また、2chの4つのサーバへの攻撃を呼びかけていると思われるサイトも見つかっている。また、そこを訪れると2chに負荷をかけるように仕組まれているサイトもあるようである。

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テレホーダイからブロードバンドへ-ネット利用形態を変えたBB

 ネット利用のピーク帯、深夜から夜9時に (2004/01/12 NIKKEI NET)

 つまりこういうことではなかろうか…かつてはテレホーダイの普及により、23時以降の利用が主流だったインターネット。今はxDSLや光等の定額料金系サービスへの移行が進み、主な利用時間帯はゴールデンへと変わっていった…。
 テレビとの関係も変わり、ながら利用(TVを見ながらインターネット)も増えているという。視聴率神話への影響もあるかも♪

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2004.01.07

AOLの映像配信PFはVirage

 少し古いですがAOL Chooses Autonomy's Virage Technology For Video Broadcast Platform (2003/12/5)によれば、AOLのブロードバンドサービスVideo@AOLではVirageのVideo Broadcast Platformを利用しているとのこと。同社の株主にAdobe、Akamai、CNET、Realなど、蒼々たるメンバーが…。どんな技術なのか興味深々。詳しい方、教えて下さい。

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地デジ、PC上陸!

 地上デジタル放送を受信・録画できるPC NECが発売(2003/1/6 asahi.com)というニュースがありました。いよいよ地上デジタルのPC上陸ですね。ただNEC121コンタクトセンターによれば「地上デジタル放送など、PC本体裏のコネクタより取り込む映像は全て、PCのOSを立ち上げた後に見ることができる」とのこと。電源ONしてすぐさま見られる!というわけにはいかないか…ざ、残念…。っと思いきや、液晶のSoundVuはアナログTVチューナー内臓!当面、番組内容がほとんど同一の地デジと地アナですから、これで十分じゃないですかぁっ!液晶つけてすぐ見る!PCつけて保存やインタラクティブな放送(通信?)を楽しむ!VALUSTAR TX(VX980/8F)とSoundVuの組み合わせって素敵♪
 ちなみに、ソフトウェアはSmartVisionを利用。保存形式はMPEG2のみ。著作権保護もされていて、保存ファイルを本体から取り出すことはできないようになっているとのこと。これは同製品のカタログにも書いてありました。
 ここから考えるに、NHKや民放連は1.B-CAS(相当の)管理機能の実装、2.保存を一回に限定、という条件さえ満たせば、地上波デジタルの受信を許可してくれるのでしょうか。だとすれば、端末がこの機能を満たしていれば、IP方式の電気通信役務利用放送の再送信(※)の可能性もあるということでしょうか。とはいえ、認証機能や映像品質等の問題も解決しなけばならないですかね。

※.現在、IP方式による電気通信役務利用放送は、地上波デジタルの再送信を許可されていない。

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2004.01.05

ステ♪キジ (米メディア所有規制関連)

米メディア所有規制の緩和問題が解決へ前進、政府と議会が「上限39%」で合意
(日経ニューメディア 2003.12.8より)

【関連記事】
The 39 Percent "Compromise" Is No Solution (2003/12/3 Common Cause)

Congress Gifts FCC With Fewer Reviews On Media Ownership (2003/11/29 Common Dreams)

Update on FCC Media Rules (2003/11/25 portland.indymedia)

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